４月１日　大学病院での精密検査

朝とても緊張して、パンもコーヒーも喉を通らなかった。

けれど、この日は春休み。

長男は、４月から中学生になるためサッカーのクラブチームに入りました。

そのクラブチームでの練習があるため朝早くから出掛けた。

次男は、前々から４月１日に行こうね。と約束をしていた「ドラえもん」の映画を見に行きたがった。

 

まさかこんなことになるとは思っていなかったので・・。約束をしてしまっていた。

子どもとの約束をちゃんと守らないと子どもも約束を守ってくれなくなるだろう・・。と

映画を見に行く気分では決してなかったけど、約束を守ることにした。

（手術になったりしたら、もう連れて行ってあげられないかも・・）という気持ちが心を後押した。

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病院に行って、受付をした。

とても大きな大学病院のため、次男は病院を見て・・・。

「なにこの豪華な病院！お金持ちだね！」とこの一言で、私の肩の力が少し抜けたような気がした。

２時間待ちだったので、その間病院を抜けて映画を見に行った。

次男はとても楽しそうにニコニコと見ていた。

私はというと映画の内容など全く頭には入ってこなかった。

この子の笑顔を見れるのはあと何年だろう？

この子がせめて高校生くらいになるまで生きていたい。

ママ！お母さん！と頼らないでも生きて行けるようになるまでそばにいてあげたい。

いろいろな事を考えた。そして涙が出た。

真っ暗で良かった。

映画のエンドローム

次男は、この後私が病院に行かないといけないことを分かっていた。

さあ、大学病院へ戻らなくては・・・。

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